本日で、東日本大震災から丸3年が経ちました。
地震の発生時刻である14時46分、昨年と同様、姫路市役所庁内でも1分間の黙とうが捧げられました。
改めまして、尊い命を失われた方々に衷心より哀悼の誠を捧げます。
3年前の今日、私は車で移動中に、車内のラジオから地震の発生を知りました。
ただ、その時聴いていたのがAMラジオの関西限定の放送だったので、関西を震源とした地震がおこっているのか、自分は車に乗っているから気づかないのか・・・というくらいしか理解できていませんでした。事務所に戻りテレビを見て初めて、想像を絶する惨事を知ったわけです・・・。
巨大地震、そして多くの人命を奪った大津波・・・。
震災後、私も姫路市議会の一員として被災地を訪れる機会をいただきました。
被災地を訪れる前には「何かお役に立てれば!」という思いで張り切って姫路を出発したわけですが、いざ現地に到着し、それまでそこに在ったものが何も無くなっている光景、また高台の公園や営業を再開しているコンビニの店内に無数のハエが飛び回っている現実に直面したときに、何も出来ない自分の無力さを痛感した次第でありました。
昨年も書きましたが、地震や津波といった自然災害は本当にいつ発生するか誰にも分からないですし、相手は自然の力であるので、我々人間の力ではどうしようもないことであることも否めません。
ですが震災後から、無責任にも何度も使われた「想定外」という言葉は、金輪際使われないようにしなければならないはずです。
姫路市としても、市民の皆さんお一人おひとりの防災意識の一層の向上、また単なる形式的な訓練の繰り返しではなく、発災を想定した緊張感ある訓練を徹底的に行っていかなければなりません!!