東日本大震災から丸2年が経ちました。
先程(14時46分)、姫路市役所庁内でも全庁で1分間の黙とうが捧げられました。
尊い命を失われた方々に衷心より哀悼の誠を捧げますとともに、今もなお避難所で生活をされている方々や、地元から離れて暮らしていらっしゃる被災者の方々に対し、心からお見舞い申し上げます。
2年前の3月11日、私は車で移動中、車内のラジオから地震の発災を知りました。
ただ、その時のラジオ番組が関西の番組だったので、一報を聞いた時点では、大阪で地震がおこっているのかな?・・・というくらいしか理解できませんでした。
巨大地震、そして多くの人命を奪った大津波・・・。
震災後、私も2度にわたり被災地を訪れる機会をいただきました。
被災地を訪れる前には「何かお役に立てれば!」という思いで張り切っていましたが、いざ現地に到着すると、想像を超える光景を前に、何も出来ない自分の無力さを痛感した次第でありました。
震災は、本当にいつ何時発生するか誰にも分からないですし、2度と発生して欲しくないものです。
しかし相手は自然の力であり、我々人間の力ではどうしようもないことであることも否めません。
ただ、2年前以降散々繰り返し使われた「想定外」という漢字3文字の言葉は、2度と使われてはならない言葉だと思います。震災の記憶を決して風化させることなく、様々な事例を想定していかなければなりません。
姫路市としても、昨日の「まもりんぴっく」の開催などを通し、防災意識の向上、発災を想定した訓練に今後も緊張感をもちつつ、徹底的に取り組んでいかなければなりません。
私も、震災後に選んでいただいた地方議員の1人として、「自助・共助・公助」が徹底された、誰もが安心して生活できるまちづくりに、今後とも取り組んで参ります!!